先端生命工学研究所（FIBER）では、日本核酸化学会と共催し、
2023年7月18日～20日に「FIBER International Summit for Nucleic Acids 2023(FISNA 2023)」を開催しました。
理学、工学および薬学を専門として核酸化学研究を展開する国内外の第一線の研究者を総勢11名お迎えし、 最新の研究成果についてご講演いただきました。
5年ぶりの対面開催に加えオンライン配信を行い、総勢48名に参加いただき、白熱した議論が繰り広げられました。
また、一般向けにPoster Sessionを募集し、 日頃の研究成果を発表いただきました。Poster Session においては、 優れた発表に対してFISNA2023 outstanding Poster Award(学生・博士研究員対象) を授与しました。

今回受賞された皆さまと講演・ポスター発表は以下の通りです。（講演発表順・ポスター番号順／敬称略）

※受賞コメントはこちら
（受賞コメントは届き次第掲載しております）

FISNA2023「Poster Award」受賞者

〇　名古屋大学大学院理学研究科 望月　直哉　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
Double-Stranded DNA Recognition via Invasion with Multiple Pairs of Shifted Parallel PNAs

〇　岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科 Myat Thu
Novel FRET probe for detecting two mutations on a single EGFR mRNA

〇　京都大学大学院薬学研究科 音成　兼光
Development of higher sequence-selective and timing-controlled m6A demethylation tool

〇　甲南大学大学院フロンティアサイエンス研究科　橋本　佳樹
Controlling telomere length and TERRA expression with structure-selective G-quadruplex Ligand

〇　大阪大学産業科学研究所 　櫻林　修平
NMR study on the structural transition of DNA induced by mismatch binding ligand

〇　甲南大学大学院フロンティアサイエンス研究科　鶴田　充生
Liquid-liquid phase separation of G-quadruplex regulated by DNA epigenetic modification

〇　甲南大学先端生命工学研究所　Shinjan Das
Specific recognition of the interloop region of BCL2 i-motif DNA by crystal violet for theranostic application

この度の受賞、誠におめでとうございます。