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【FIBER】先端生命工学研究所のRODE B. Ambadas特別研究員(JSPS外国人特別研究員)が「ISNAC2016第43回国際核酸化学シンポジウム」で「ISNAC Outstanding Oral Presentation Award」を受賞しました

2016/10/07

このたび、先端生命工学研究所(FIBER)のRODE B. Ambadas特別研究員が「ISNAC2016 第43回国際核酸化学シンポジウム」で「ISNAC Outstanding Oral Presentation Award in 2016 (優秀講演賞)」を受賞しました。

本受賞は、2016年9月27日(火)~9月29日(木)に開催されました「ISNAC2016 第43回国際核酸化学シンポジウム」(熊本大学工学部百周年記念館)において、35歳以下の口頭発表者を対象に選考が行われたものです。
審査委員からは、1.研究内容、2.講演発表の内容、3.質疑応答を審査して決定されるものであります。本年度は、RODE特別研究員含めた2名の研究者に授与されました。受賞内容は、下記のとおりです。

受   賞:ISNAC Outstanding Oral Presentation Award
受 賞 者 :RODE B. Ambadas(甲南大学 FIBER 特別研究員)
講演発表名:
Novel function of tRNA: A regulator of oncogenes expression through switching hairpin-G-quadruplex equilibrium
著者:
RODE B. Ambadas(甲南大学 FIBER 特別研究員)、
遠藤玉樹(甲南大学 FIBER 准教授)、
杉本直己(甲南大学 FIBER 所長・教授)
発表概要:
癌細胞内での存在量が増大するtRNAが、mRNAの5′非翻訳領域に形成されるRNAの構造を四重鎖構造からヘアピン構造へ変化させることを明らかにし、細胞内でtRNAにより癌遺伝子の発現制御が行われている可能性を発表しました。

【受賞式の様子】

 

 

研究発表にあっては、FIBER所長の研究総括の基で、戦略的研究に関わる教員、研究開発スタッフ等の協力により、成し遂げることができました。
FIBERでは、生命化学分野における研究開発を通じて、科学技術の振興と社会経済の発展に寄与してまいります。
この度の受賞、おめでとうございます。