イベント情報

＝　開催概要　＝

≪ 内 　  　容 ≫ 

RNAでワクチンやセンサーを作ろう ～医療や診断に利用できる核酸分子の機能を学ぶ～

生物は、DNA（デオキシリボ核酸）と呼ばれる分子を遺伝情報として持っています。ヒト、植物、細菌などは、外見は全く異なりますが、DNAに保存された遺伝情報は、RNA（リボ核酸）と呼ばれる分子に受け渡され、RNAの情報をもとにタンパク質が作られるという共通の機構を持っています。甲南大学先端生命工学研究所（FIBER）では、RNAという分子が生物の中で担っている機能を調べて、医療や工学に利用する研究を進めています。
新型コロナウイルスに対するワクチン（mRNAワクチン）でも注目されたように、RNAを医療分野に利用する研究が、現在、世界中で進められています。mRNAワクチンを作るには、RNAが作る形を考えながら設計することが重要です。また、特徴的な形を作ったRNAは、特定の化学物質と結合することでセンサーとしての機能を持つことも知っていますか？
本プログラムでは、まず、体の中で働くRNAの役割について学びます。そして、RNAがワクチンやセンサーとしての機能を発揮するために重要なRNAの形について学びます。学んだ知識を活かして、mRNAワクチンから作られるタンパク質の量を調節したり、ビタミンセンサーなどを設計したりする技術を、実験を通じて体験します。
大学の研究所（先端生命工学研究所）で開催される「ひらめき☆ときめきサイエンス」に参加して、医療や診断への応用が研究されている、RNAに関する基礎知識と技術を、実験を通して楽しく学びましょう！

本プログラムはJSPS科研費24HT0155の助成を受け実施するものです 。

≪ 開　 催　 日 ≫   　令和6年 8月７日(水) 10:00 ~ 16:40　(受付：9:30 ~)
※本プログラム詳細はこちらをご確認ください

≪定　　　 　員≫ 　 中学生 20 名（先着順）

≪会 　場≫    
甲南大学ポートアイランドキャンパス
〒650-0047　神戸市中央区港島南町7丁目1番20　
アクセスマップ

≪申込方法≫
独立行政法人 日本学術振興会ホームページからお申込みください。
申込ページはこちら

≪応募締切≫
応募締切：令和6年7月25日(火曜日)　
※ 募集人員が定員に到達した場合は応募締切前に応募を締め切らせていただく場合がございます、ご了承ください。
※本実験教室の詳細については、お申込み完了後に事務局からご連絡いたします。

≪お問い合わせ≫
甲南大学　ポートアイランドキャンパス事務室
〒650-0047　神戸市中央区港島南町7丁目1番20
Tel 078(303)1147　Fax 078(303)1495
E-mail：fiber@adm.konan-u.ac.jp

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