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【FIBER】先端生命工学研究所(FIBER)建石寿枝講師が、「川西記念新明和教育財団 研究助成」に採択されました。
2017/06/23
このたび、先端生命工学研究所(FIBER)建石寿枝 講師が、「公益財団法人 川西記念新明和教育財団 平成29年度 研究助成」に採択されました。
川西記念新明和教育財団では、兵庫県内で行われる科学技術に関する研究、特に機械、航空、電気・電子、情報、物理、化学分野に対して研究助成を行っております。今年度は5名の研究テーマが採択され、6月8日に研究助成金贈呈式が行われました。
研究テーマ:
イオン液体-DNAの相互作用を活用した高感度DNAセンサーの開発
研究内容:
個人のがんや生活習慣病等の疾患発症リスクを調べる個別診断医療では、個人の遺伝子の一塩基の違い(一塩基多型)を解析しますが、既存の解析システムでは、疾患遺伝子以外の遺伝子を誤認識してしまうという問題点がありました。
FIBERでは、イオン液体-DNAの相互作用を活用し、標的鎖を高い効率で識別できるセンサーを開発してきました。本研究では、本技術を拡張させ、実際の疾患関連遺伝子を標的として、さらに高感度で迅速に標的を検出するセンシングシステムの開発を目指します。
【授賞式の様子】
関連情報が掲載されているホームページは以下の内容をご覧ください。
・公益財団法人 川西記念新明和教育財団
・甲南大学先端生命工学研究所(FIBER)
FIBERでは、生命化学分野における研究開発を通じて、科学技術の振興と社会経済の発展に寄与してまいります。
この度の研究助成へのご採択、おめでとうございます。